多くの建設に携わってきた中でも、最も印象に残っているのは自宅の新築工事です。建てる前から、妻や子供たちと理想の家についてたくさん相談をしました。工事が始まってからは、いつも現場で子供たちが目を輝かせて家ができ上がっていく様子を見つめていました。日々、その姿を見られたことは本当に嬉しかったです。また、普段から一緒に仕事をしている職人さんたちと自分の家づくりが進められたことも強く印象に残っています。今では、自宅の中庭やリビングで伸び伸びと過ごし、家族と笑いながら幸せな日々を送ることができています。私が出勤する時は、毎朝、家族がハイタッチをして送り出してくれます。妻と三人の子供たちに見送られると、どんな日でも「よし、今日もがんばろう」と思えます。お客様と同じ立場で神谷組工業の建物づくりを経験したことで「自分が手がけてきた建物でも、お客様は幸せな時間を過ごしているのかな」と思うことができ、以前よりも仕事に誇りを持てるようになりました。これからも「おうちに帰りたい」「ここに来たい」と思えるような建物を創っていきたいです。